こんにちは。
昨日質問を頂いたので、はじめにそれを説明致します。
質問は以下(一部抜粋&修正)になります。
小林様
はじめまして。
いつもメルマガ読ませて頂いております。
いつも的確なエントリーと利確に関心させられています。
大変勉強になっています。ありがとうございます。
FX歴1年半の負け組ですが、8ヵ月のデモと検証で今月から実弾
1枚から再スタートしました。
この数カ月の再勉強で、4時間足レベルの大きな戻り、押しだけを
狙って、わかりやすいところだけを狙っていってわからにところは捨てるように心がけていますが、まだムダトレードが散発してます。
そこで今回、小林様のポンドドルのエントリーを先ほど拝見して、
「よくあそこでエントリーできるな~!」と感心しています。
週足サポートを割れて、下降トレンドとは言え、あれだけ窓を開けている場合には、いつ窓埋めに向かうかビビりながら売りになると思います。
小生の場合は、同じポンドでもポンド円をN字の突端で売って、昨夜のドル円爆上げでのポンド円上げであえなく損切りしています。
しかし、小林様はしっかり15分足での水平線ブレイクで利益出されていますね。
これは、環境認識力の違いとしか言いようがないのでしょうが、どうしてあの場面で、売りができたのか教えて頂けないでしょうか?
不躾なメールで申し訳ありません。
まず、9月8日のGBP/USDですが、綺麗な下降ダウを作っていますので、目線は明らかに下です。
また、週足を見ると、窓明けで週足サポートを抜けてしまっていたので、こちらも下落ダウ継続です。
ということで、15分足で押しの部分を確認してから全体の流れに逆らわずシンプルにエントリーしました。
ただ、この時、窓埋めは全く気にしてなかったです。
なぜなら、FXでの窓埋めはチャート上の幻想でしかなく、全く根拠がないからです。
試しに他の証券会社のチャートを見てください。
窓が開いてないチャートも幾つも存在します。
また、仮に埋まるようなことがあったとしても、この時点でのGBPは他のメジャー通貨(USD,EUR,JPY,AUD,CAD,CHFなど)に比べて、圧倒的に売られていたので、窓が埋まる確率は絶対的に小さいです。
この売られ方は、大口の弾がいくつか入ったような売られ方なので、波が戻る確率は小さいと考えられます。
因みに、一見チャート上では同じようなサインを出しているような時がよくありますが、実はボラタリティーの大小によっては、その意味が全然違います。
例えば、一昨日(8日)の相場で、EUR/USDは売りエントリーの部分がありました。下図です。
普通だったら、下降ダウも継続しているので、黄色ラインのような流れを予測して、黄色枠部分で売りエントリーしますが、その時点では私はその部分はあえて避けました。(*NY前半までは戻しが入り、NY後半の真夜中に一気に売られ、ここで下降ダウが継続しましたが。。。)
一方、昨日(9月9日)のUSD/JPYは買いエントリーポイントがあったので、躊躇いもなくエントリーしました。しかも、目標地点付近まで行くという自信があったので、保持も長かったです。
下図の赤枠部分です。
両者の共通項はダウが綺麗に継続していることですが、絶対的に違う所があります。
それは、各通貨ペアを単一通貨ペアに分解したときの単一通貨の売買の大きさ(量)です。
昨日(9日)の相場は、他通貨に比べて、圧倒的にUSDが買われ、JPYが売られていたので、ポジションを長く持つことができます。
一方、一昨日のEURとUSDは同じように買われていたので、余り伸びないと分かっていました。ですので、EUR/USDは、「あまり伸びないな」と判断し、あえてエントリーを避けました。
このように、環境分析は各主要通貨の通貨量も分析すれば、かなりの武器になります。
尚、一昨日(9月8日)のGBP/JPYは、週足レベルではレンジなので、レンジ抜けしない限りは大きなトレンドは発生しません。
レンジの中のラインが切れたとしても、レンジを抜けてない限りはレンジの上・下限付近で波が戻ってきてしまうからです。
さて、あの時点でGBP/JPYで売りポジションを持つのは、「認識力の違いなのか?」ということですが、上記の私の説明と違っているのなら、そうかもしれません。
ただ、環境分析の中には、実は、通貨量分析も包括されているので、もしかしたら、その部分が欠けていたのかもしれません。
この考えは正しいと思います!
以上が返答になりますが、参考になりましたでしょうか?
本日の指標は以下です。(ZaiFXから引用)
※本日は、『注目度の高い米国の経済指標』の発表はない
・26時00分:米)10年債入札
→本日の米国のイベントは、注目度の高い米国の経済指標の発表はない。
経済指標以外には、米国の10年債の入札や週間原油在庫の公表が行われる。
本日は特に、ドル買いが優勢な流れの継続に最大限注意しながら、主要な株式市場及び米国の長期金利の動向や米国の金融政策への思惑にも注目したい。
・翌6時00分:NZ)RBNZ政策金利&声明発表
・翌6時05分:NZ)ウィーラーRBNZ総裁の発言
→内容にサプライズがなくても今後の金融政策への思惑で大きな変動のキッカケになりやすい
それでは、素敵な一日を!
★水平線のみのトレードがどんなものなのかを見たい方は画面右上の登録フォームのロゴをクリックしてください。登録後、直ぐに見ることができます。
もし宜しければ下ボタンを押して頂けると嬉しいです↓