[LogicalFX通信]ペナント等のチャートパターンはこうやって出来る!

こんばんは。

 
 
 

先日、有益な質問が購入者様から来たので、この場を借りて返答致します。

 
 
 

但し、初心者には難易度が高いと思われるので、ついてこれなかったらスミマセンm(_ _)m

 
 
 

質問内容は以下です。(*プライバシーを考慮して一部抜粋&修正)

 
 
 


 

 

 

小林様
ロジカルFXを購入しました。

 
 

ロジカルFXの実践を開始してから、相場の値動きについて考える様になりました。
そこで、2つの事象について認識が合っているかどうか確認がしたいのでメールしました。

 
 

添付資料のチャートは、FT2で検証中の過去相場です。(ドル円1時間足)
指標?でどかーんと落ちた後、調整で戻っている最中の場面です。
まず①「日足等の重要なラインを抜けたらもう一度そのライン際に戻って来やすい」

 
 

売りポジ全開で落ちてきて、がんばってラインを抜いた(ひげ先でも1pipsでも)場合、
次にラインを 目標とした人たちの決済と、反発狙いの買いが入ります。

 
 

全体的に強い下目線となっているはずなので、さらにラインを超える期待を込めた売りが入るため、ライン際に来る。
この時買い失敗の損切りは売りの数より少ないので、なんとかライン際まで来ると考えています。
そこからさらに反発狙いの買い・ライン抜け期待の売りが戦うので、レンジになりやすく難しい相場となる。
ここで取れる戦略としては、”ライン抜けを確認したら戻しを拾ってライン付近まで取る”です。

 
 

次に②「ペナント等のチャートパターンはこうやって出来る」です。

 
 

レンジが発生すると、上下で外 への抜け期待ポジが入ります。目標として決済注文も入ります。
損切りや反発ポジを入れながら、だんだんと分からない相場になってきてポジを手放し始めます。
すると値はレンジの中央付近(平均値)に収束していきます。

これがペナントの成り立ちと考えています。

ここから、ほぼほぼノーポジとなった所できっかけとなるポジが多めに入った時、その方向へレンジブレイクすると考えます。
強く抜けた場合は、そのまま勢い付いて伸びますし、強く抜けなかった場合は、一度決済によりレンジ内へ戻りますが、
ブレイク方向へのバイアスがかかっているため、ブレイク直後の高値・安値までは動くものと考えられま す。

 
 

以上が値動きを自分なりに理論的に説明したものです。(長々とごめんなさい)
これは正しい認識でしょうか。(プロも同じように考えるものでしょうか)
 
 

これが正しい認識であれば、レジサポ転換や、押しの深さによる次の展開も説明出来ると考えています。

どうかアドバイスを下さい。(ファイルはJPEG画像の方がよかったでしょうか)
以上、お忙しい中大変恐縮ですがよろしくお願いします。

 
 

20150226_3

 
 
 


 
 
 

先ず、1時間足しか見ていないという前提で説明します。

 
 
 

①番については、全くその通りですね。

 
 
 

ひげ先でも1PIPSでも抜けた場合は、溜まっていた買いポジションが解消されて、売りポジションが多くなります。

 
 
 

従って、必然的に、「売りポジション多+買い決済少」になり易く、戻し売りが有効になります。

 
 
 

結果、取れる戦略としては、「ライン抜けを確認したら戻しを拾ってライン付近まで取る」が有効になります。

 
 
 

次に②番ですが、これも全くその通りです。下記のような時に、ペナントが構成され易いです。

 
 
 

レンジが発生すると、上下で外 への抜け期待ポジが入ります。目標として決済注文も入ります。損切りや反発ポジを入れながら、だんだんと分からない相場になってきてポジを手放し始めます。すると値はレンジの中央付近(平均値)に収束していきます。

 
 
 

因みに、ペナント抜けでエントリーを狙いたい場合は、レンジの真ん中で出来たペナントよりも、レンジ上下限付近で出来たペナント抜けの方が成功率が高いです。

 
 
 

これは、レンジ上下限を抜けようとする合図だからです。

 
 
 

ペナント

 
 
 

では、上記1時間足に上位足を加えると、どうなるでしょうか?

 
 
 

20150226_4

 
 
 

例えば、日足の重要なラインを抜けても、上図のようになっていたら、「ライン抜けを確認したら戻しを拾ってライン付近まで取る」戦略は慎重に行う必要があります。

 
 
 

何故なら、日足の買いポジションが消化されても、週足の買いポジションは消化されていないからです。

 
 
 

ですので、こういった場合は、「戻し売り」ポジションを長く保有しないことが大切です。

 

 

 

以上、簡単な説明でしたが、ご自身のトレードにお役に立てれば幸甚です。

 
 
 

それでは素敵な1日を!

 

 

 


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