こんにちは。
今夜は[King of 指標]である「米)雇用統計」です。
この指標は月足の流れをひっくり返すパワーのある指標ですので、保有ポジションが吹っ飛ばされないように注意してくださいね。
さて、昨日ですが、GBPが他の単一通貨に比べて売られていたので、GBP/JPYの通貨ペアを選択しました。
参戦ポイントは下図の赤枠部分です。
理想的にはもう一段上の水色のサムズアップ記号のところからエントリーしたかったのですが、その時はチャートを見てませんでした。ザンネン…(´ω・`。)
でも、分析は当たっていたので、個人的には満足です。
ところで、ここのエントリーって日足ダウに逆らったものなのである意味難易度が高いのですが、分かりますか?
難易度が高いといっても、シンプルに考えればそんなに難しくありません。
イメージ的には下図です。
先ずは、エグジットを決めます。
エグジットは欲張らばず、必ず日足のサポート付近までを考えます。
なぜなら、日足は、ダウ理論基本法則の一つ「トレンドは明確な転換シグナルが発生するまでは継続する」のルール上にいるので、黄色の矢印ラインのように、日足サポート付近から上昇に転じる可能性が高いからです。
これは確定要素ですね。
次に、エントリーポイントですが、ピンク枠部分のように、これ以上、下位足(この場合4時間足)で上に行かないという場所でエントリーします。
一般に、上に行かなければ次のサポートを目指して、上位足のダウに沿って下に行くしかないので、目線は下になります。
これも確定要素が高いです。
ただし、このように確定要素率が高いのは、上位足がダウを築いていることが前提です。
なぜなら、上位足がダウを築いていない場合、それは波がどちらに行くか分からない不確定要素の中での、下位足のエントリーになってしまい、不確定の中の不確定でのエントリーになってしまうからです。
波がどちらに行くか分からない不確定要素の中では、当然目線が定まりません!
つまり、上位足が不確定なら、下位足は更に不確定になってしまうのです!
負けている人は不確定要素の中の不確定要素部分でエントリーしているのが殆どです。
ダウ理論を使って勝ち続けるためには、このように確定要素の中で、更に確定要素を探してエントリーするのがポイントになります。
ダウ理論を駆使して勝ち続ける秘訣を今回簡潔に一つお伝えしましたが、参考になられましたでしょうか?
これをきっかけにダウ理論の奥深さに興味を持って頂けると幸いです。
ところで、「上に行かなければ下に行く」という現象は、上位足vs下位足の戦いおいて、「決着がついた」と一般的に表現されますので、覚えておいてください。
終わりに、本日の指標は以下になります。(*ZaiFXから引用)
・17時30分:英)サービス業PMI
→発表での英ポンドへの影響は非常に大きい
・18時00分:欧)小売売上高
→未知数。欧州勢が動き出すキッカケとして注視
・21時30分:加)貿易収支
→発表でのカナダドルへの影響はそれなり
・21時30分:米)雇用統計:非農業部門雇用者数/失業率
・21時30分:米)貿易収支
・23時00分:米)ISM非製造業景況指数
→本日の米国のイベントは、米国の経済指標の発表は[米)雇用統計:非農業部門雇用者数/失業率]がメイン。
この発表は、金融市場にとって月に一度のビッグイベントとも言われ、注目度も市場影響度も非常に大きい。
その他、[米)貿易収支]と[米)ISM非製造業景況指数]への注目度も高い。
週末金曜日の本日は、[米)雇用統計:非農業部門雇用者数/失業率]の発表に最大限注意しながら、ドル買いが優勢な流れの行方、主要な株式市場及び米国の長期金利の動向にも注目したい。
その他、[米)貿易収支]と[米)ISM非製造業景況指数]の発表や週末要因も重要となる。
それでは、素敵な一日を!
PS:頂いた質問は順次返答致しますので、少々お待ちください m(_ _)m
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