おはようございます。
昨日は秋分の日ということもあり、虎ノ門ヒルズ横の愛宕神社で、「出世の石段祭り」を見に行ってきました。
このお祭りは2年に1度のレアなお祭りなので、出世を祈願しながら、ビール片手に楽しんできました。
やっぱり私はキラキラしたセレブパーティより、こっちの方が好きかも、です(笑)
ということで、昨日のトレードはお休みです。
今日は、昨日、読者様より質問がきたので、皆様とシェアしたいと思います。
質問は以下です。
小林様
本日のメール「バカでも勝ち続けられるダウ理論」簡単な説明ですが、本当に奥が深いですね。
素直にダウに従った場合、4時間、1時間足でしっかり戻しを作っているAUDUSDが対象だと思い、先ほどショートしてみました。このような場合当然ですが短期は逆張りになりますよね。
小林様は、このエントリータイミングの理論はどのように考えておられますか?
・5分足で水平線に当たって陰線付けたらエントリーの人
・陰線が確定してから次の足で入る人
・ダブルトップ、三尊などのチャートパターンで入る人
・指値使って入る人
これは自分で検証するしかないのかもしれませんが、環境認識がしっかりできていれば
1時間足で入ることもできるのかも?と思ったりしますが、私の場合は陰線付け始めたら
入って、逆行されることも多々あります。
小林様の見解をお聞かせいただければ幸いです。
お時間のある時にでもご回答くださいませ。
宜しくお願いします。
先ず、「奥深い」と言語化できているところが、素晴らしいです。
言語化できているということは、自分の問題点を理解しているということなので、その問題点を一つずつクリアーにしていけば、トレードは確実に成長していけるからです。
よく「ダウが分かりません。教えてください」といったような大雑把な質問が来ますが、「ダウの○○のところが自分としてどうしても分からないのですが、なぜ○○になるのか教えてください」のように、自分なりに分からないところを考えてから(言語化してから)、質問をしてくる人が成長できる人だと思います。
そういう人には、しっかりと返答していきたいと思います。
さて、先ほどAUD/USDをショートしたということなので、時間を見ると、「16:35」なので、下図、黄色矢印付近でショートしたことになります。
私の場合、エントリー前に必ず月足&週足からシナリオを立てます。
仮に16:35頃にエントリーしたとすると、月足&週足のサポートライン付近なので、「そろそろ大きなプルバックがあるかな?」と身構えると思います。
しかし、そうは言っても、日足&4時間足が下降ダウを築いているので、下に行く可能性は十分あると想定します。
そこで、エントリー箇所はどこらへんが良いかと考えると、下降ダウを築いている4時間足のレジスタンス付近(青矢印付近)で止まったところを確認してから、エントリーとなります。
具体的なエントリー箇所と言うと、私の場合は、15分足の波が全戻ししてから、サポートを割ったところからです。(水色矢印部分)
利食いは、4時間足サポート付近。ただし、それ以上ポジションを保持するかは、勢いを見て判断します。
因みに、全戻しからエントリーする理由は、4時間足のレジスタンスに押さえられているので、その下位足である15分足の波がレジスタンスラインを越えられず全戻しした場合は、下に行くしかないからです。
さて、上記の分析から、質問者様のエントリーはどうかというと、結論から言えば、1時間足以上のタイムフレームでエントリーしたならば、4時間足のレジスタンスを上抜けしてないので、問題ないと思います。
ただし、損切りポイントを4時間足のレジスタンス付近(青矢印付近)に事前に置いた場合です。
もしトレード執行時間足を15分に置いた場合は、質問者様のエントリー箇所は、30PIPSぐらいの逆行にあい、損切り幅に耐えられなかったかもしれません。
私の場合は、そのような損切り幅には耐えられないので、上記の水色の矢印付近からエントリーします。
結局、トレードとは、どのタイムフレームで、どのぐらい損切り幅を設定するかでエントリーポイントが違ってきてしまうので、自分の分析が崩れない限りは、正解になります。
それを組み立てるための必要絶対条件が環境認識になります。
以上ですが、参考になりましたでしょうか?
ここで、本日の指標をZaiFXから引用します。
・17時00分:独)IFO景況指数
→発表でのユーロへの影響は非常に大きい。欧州の経済指標の中でも1,2を争う注目度と市場影響度を誇る。時間的にも欧州勢が動き出すキッカケとして注視
・23時00分:米)新築住宅販売件数
・24時30分:米)2年物価連動債入札
・26時00分:米)5年債入札
→本日の米国のイベントは、米国の経済指標の発表は[米)新築住宅販売件数]がメインで、[米)2年物価連動債入札]と[米)5年債入札]も行われる。
本日は特に、ここまで大きく加速してきたドル買いが優勢な流れが今週も継続・加速するのかどうか見極めながら、主要な株式市場及び米国の長期金利の動向、注目度の高い米国の経済指標の発表での影響にも注意したい。
また、米国や湾岸諸国がシリアへの空爆を開始しており、地政学リスクでの影響も気になるところ。
それでは、素敵な1日を!
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