[LogicalFX通信]レンジブレークのダマシを見極める方法

こんにちは。

 

 

昨日、読者様から以下の質問を頂いたので、皆様とシェアーしたいと思います。

 

 

 

トレンドが発生したときの押し目買いや戻り売りの場合、どこで調整が止まるのかだけを考えればよいので水平線をしっかり見極めればエントリーできるのですが、ブレイク狙いの場合、今までダマシによく遭っていたせいもあってなかなかエントリー出来ません。

何度も止められている水平線を抜けたとしても、またそれがヒゲになって戻るかもと思ってしまうのです。

レンジブレイクのエントリーの際、しっかり抜けたことを判断するコツがあれば教えていただけないでしょうか?

 

 

レンジブレークにあたって、基本的に、下記3つのポイントを意識しています。

 

 

[1]明らかにレンジ内でレートがスクイーズしている。

[2]ブレークが起こりそうな重要指標が控えている。

[3]各市場のオープン前後の時間帯である。

 

 

 

[1]に関しては、下図のように、何時間にも渡ってレンジ内で波が行ったりきたりしながら、最終的には値を切り上げ、レンジ上限をブレークするといったことです。

 

 

20140804_1

 

 

[2]に関しては、ブレークが起こるには、前提条件として、市場参加者の目線が一致しなくてならないため、重要指標などが控えていると、その結果を予想して(その予測結果を材料として)多くの参加者が参戦してくるので、ブレークが起こりやすい環境になります。

 

 

逆に言うと、そういった材料がないと、ダマシがおきる確率が高くなります。

 

 

[3]に関しては、各市場には目指すべき目標値があり、その目標値を目指して、各市場のオープン前後から参加者が弾を入れてくる傾向があります。

 

 

以上の3点を意識しながら、次に、全体の流れがどちらに向かっているのかを確認します。

 

 

全体の流れの方に向かっているなら、ポジションを長めに保持、逆の場合は、短めに保持するといったシナリオを立てます。

 

 

そして、最も大事なのは、エントリーするときに、そのポイントにダマシがあるのかないかを判断することです。

 

 

ポイントとしては、レンジ上限 or 下限の外に、更に強い抵抗があるかどうかを監視します。

 

 

例えば、下図のチャートは「レンジ上限 or 下限の外に、更に強い抵抗」はありません。

 

 

20140804_2

 

 

この場合は、ブレークしたら、勢いに乗って飛び乗りでもいいし、1分足レベルの押しでエントリーしても、問題ありません。

 

 

しかし、次のような場合には、「レンジ上限 or 下限の外に、更に強い抵抗」があるので、レンジ上限を突破しても、一旦押しを待ってから、エントリーする必要があります。

 

 

20140804_3

 

 

まとめると、上記の3つの条件と、「レンジ上限 or 下限」 and 「レンジ上限 or 下限の外側の抵抗」の強度を予測しながら、ブレークポイントを探っています。

 

 

よく、「レンジ上限 or 下限」をローソク足がしっかり抜けたらエントリーとか説明している人もいますが、その外側に強い抵抗があると、しっかり戻ってきてしまうので、ローソク足がしっかり抜けているかどうかを見るよりも、どこの抵抗の方が強いのかを理解することがダマシを避けるためのポイントだと思います。

 

 

それでは、本日も宜しくお願い致します。

 

 

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