こんにちは
昨日は、ロンドン市場を監視していたのですが、レンジだったので、レンジ戦略をとりました。
教材内の動画でも説明してますが、エントリー理由は4時間足レベルがレンジであり、ロンドン市場がオープンした頃に、レンジ上限付近までレートが上昇し、そこから反転して、上昇分を全て戻してしまったので、売りしかないと思ってエントリーです。
完全にレンジ上限まで行くのかなと思って、一旦は押しを待っていたのですが、結局、全戻ししてしまったため、上はないと判断しました。
大きな足のレンジ相場の中の動きは、このような動きがよくあるので、非常に分かりやすかったです。
ところで、昨日、英国の指標で、EUR/GBPが動くと、つられてEUR/USDが動きやすいと言いましたが、通貨は2通貨だけではないので、EUR/GBPが動いたからといって、EUR/USDが動くとは限りません。
EUR/USDが動くためには、全体の通貨量に対するEURとUSDのどちらかが強くないと大きくは動きません。
従って、EUR/GBPが動くときに、全体の通貨量に対して、EURに通貨が大きく流れないとEUR/USDは動きません。
逆に、EUR/GBPが動くときに、GBP/USDに対してUSDに大きく通貨が流れないと、EUR/USDは大きく動きません。
このように、通貨ペアは複数の通貨が関連しているので、一つの通貨ペアが動くからそれに関連した通貨が動くとは限らないのです。
例えば、よく、EUR/JPYをEUR/USDとUSD/JPYに分解して通貨ペアを利用した鞘どり手法がありますが、あれは完全な出鱈目です。
EUR/JPYはEUR/USDにもUSD/JPYにもAUD/JPYにもGBP/JPYにも GBP/USDにも AUD/USDにも、その他の通貨にも複雑に関係してくるからです。
ですので、通貨ペアの鞘どり手法は夢物語だと思っておいてくださいね。
それでは、本日も素敵な一日を!
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