こんにちは。
昨日、非常に有益な質問を頂いたいので、シェアーしたいと思います。(*これを理解するのは、結構重要です)
質問内容は、
「このブログ記事(GBP/JPY)を見て同じ波形が出てきたので、GBP/USDでエントリーしましたが、逆行されてしまいました。ですので、GBP/JPYとGBP/USDのエントリー時点での違いを教えてください!」
というものです。
各チャートは以下になります。
■GBP/JPY
■GBP/USD
どちらも日足以下、下降トレンドを狙ったエントリーです。
どちらも似たような波形なので、同じように利確できるはずです。
しかし、一点だけ、違うポイントがあります。
それは、市場参加者がどこを見ているか、です。
そもそも波とは、市場参加者が注目している抵抗が崩れるから、波が次のステージに進みます。
逆に言うと、市場参加者が注目していないところは、崩れても、意味がないことになります。
では、その前提条件を踏まえて、もう一度チャートを見ると、GBP/USDの4Hに引いてあるトレンドライン(TL)は、ENした時点では、誰も注目していない強引に描いたTLに見えます。
一方、GBP/JPYは2点の髭が際立っているので、誰が見てもTLが描けます。
という事は、GBP/JPYのTLは有効性があり、GBP/USDは有効性がないという事になります。
では、この時点でのGBP/JPYにおいて有効性があるラインとは何かというと、それは下図のような水平線(ピンクライン)です。
この水平線は注目されていたので、結局、波はそこで引き返してしまいました。。。
このように、何でもかんでも線を引くのではなく、市場参加者が注目している線を描くと現場では使えます。
描き方はのポイントは、『誰が見ても描けるライン』を引く事です。(*自分勝手なねつ造ラインではなく。。。w)
しかも、4H以上で描けるラインだとデイトレでは有効性が高いです。
今日は、「市場参加者が注目しているラインでないと意味がない!」という事を是非理解してください。
■昨日の曲芸トレード2選。(*どちらも日足がこれ以上上に行かないところを狙ったトレードポイント。理解できたら流石^^)
それでは、本日の指標です。(*Zaiから引用)
・23時30分:加)ポロズBOC総裁の発言
→未知数も、今後の金融政策への思惑でカナダドルが大きく動くキッカケに
・21時30分:米)消費者物価指数&【コア】
・26時00分:米)30年債入札
→週明けは、動意が薄い中、ドル売り・円買い・ユーロ買いの流れが優勢に
結局、米雇用統計での変動は打ち消された形に
本日は、週明けに優勢となったドル売り・円買い・ユーロ買いの流れがどうかなるかや主要な株式市場の動向及び米国の長期金利の動向がキモ
米国の経済指標は、[米)消費者物価指数&【コア】]がメインで、発表での金融市場の影響は大きなものになりやすい
その他、[米)30年債入札]も重要
感謝^^
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