こんにちは。
昨日の記事「V字波を予想する方法とは?」で、一見USD/JPYも同じ波形を描いているが、それがV字波になるかどうか厳しい、と書いたところ、その理由がどうしても知りたいとのコメントを頂いたので、お答えします。
先ず、下図のGBP/USDとUSD/JPYを比べてみてください。
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どちらとも大きな時間足は、ピンク色ラインのように上昇ダウなので、トレード執行時間足の15Mでレンジ下限部分からエントリーすれば、エントリー直前のローソク足の髭で支えられているのが確認できるため、V字波を作り、上昇するはずです。
しかし、実際は、USD/JPYはV字波を作らず、下にレートが行ってしまいました。。。
なぜ、この違いが起こるのでしょうか?
実は、この違いは、市場参加者の意識している視点が違います。
USD/JPYの15Mチャートに斜めのラインを描くと分かり易くなります。
水色ラインにそって3回ほど止められているということは、明らかに市場参加者たちは、このラインを意識していました。
つまり、V字波が起こるのは、下図のように、水色ラインを越えて、レジサポ転換したことを確認できたところで初めて起こるのです。
よって、もしそのような波が出た場合は、エントリーポイントは必然的に、オレンジ矢印部分です。
勿論、実際には、テクニカル的要素だけでなく、ファンダメンタル的要素を加味する必要がありますが、テクニカル的には、トレンドラインと水平線が重なるところがエントリーポイントになります。
ですので、私は、波がそうなるのを期待していたのですが、結局は、水色ラインを越えることなく下に行ってしまったので、V字波はないなと思って静観していました。
よって、昨日はノートレに終わりました。。。
以上が、「一見USD/JPYも同じ波形を描いているが、それがV字波になるかどうか厳しい」と書いた理由です。
分かりましたでしょうか?
それでは、本日の指標です。(*ZaiFXから引用)
・16時15分:ス)消費者物価指数
→発表でのスイスフランへの影響は大きめ
・17時30分:英)貿易収支
→発表での英ポンドへの影響は大きめ
※本日は、『注目度の高い米国の経済指標』の発表はない
・26時00分:米)3年債入札
→本日も注目度の高い米国の経済指標の発表はない
経済指標以外のイベントは、[米)3年債入札]が予定
[米)雇用統計:非農業部門雇用者数/失業率]発表明けの週明けの昨日に、先週までとは一転してドル売りが加速した
この流れが一時的なものなのか継続するのかが重要
それでは素敵な一日を!
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