こんにちは。
今日は買い物日和のいい天気ですが、これから打ち合わせです。その前に、先日質問が来たので、この場を借りて返答致します。
質問内容は、ワイドレンジに関係するものなので、必読です!
以下になります。(*プライバシーを考慮して一部抜粋&修正)
小林さま
いつもブログやメール拝読させて頂いております。
ありがとうございます。
お忙しいところ恐縮ですが、
利確について、ご教授頂ければと思いメールさせて頂きました。
添付の画像は、本日のつい先程のEURUSDの15分足です。
下ダウからのショート(赤矢印)を打って、次の抵抗だと考えていたラインのちょっと上の1.079で指値で待っておりましたが、戻り方が嫌だったので、白矢印のところで利確してしまいました。
5分足で見ると、ダブルボトムを形成しネックラインを綺麗に突破したと考えた上での利確です。
かなり強い下降ダウだと考えておりましたが、昨日のUSDJPYも急激に戻したこともあり、チキン利確となりました。
ここで、質問なのですが、
[1]利確について、次の抵抗までいかないと判断する基準は何なのでしょうか?
[2]1分足や5分足では、ダウを考えないのでしょうか?
なお、私は、FX歴5年ほどで、直近では、プラスマイナスゼロもしくは、ちょっとマイナスぐらいのスキルでしたが、年末ぐらいに小林様のブログを発見以来、頭のなかの何かが合致したらしく、順調に成績が上がってきているかな?と思っているぐらいのスキルです。
何卒宜しくお願いいたします。
頂いたチャートを見たところ、15分足のエントリーとしては問題ないです。但し、「程なくして戻ってきてしまった」という文章から察すると、4時間足ワイドレンジ内トレードを見逃しているような気がします。
4時間足ワイドレンジとは、日足の転換期に当たる期間ですね。これが何週間も続くと週足に波及し、週足の転換期に当たることもあります。
ファンダメンタル的には、雇用統計や政策金利などの重要指標が出尽くし、方向性を見失っている状態をいいます。
今週は、3月末は日本では決算期、ヘッジファンド勢は、3か月毎に決算だから、ポジション整理をしているような雰囲気を受けました。
さて、話を戻すと、4時間足ワイドレンジ内に突入していると、下図のように、ワイドレンジ内のサポートが抜けても、次のサポート直前で止められる性質があります。
理由は簡単で、所詮、大きな時間足でのレンジでしかないからです。
この場合、1時間足でドリルダウンすると、ピンクライン辺りの見えない抵抗線が意識されます。
ですので、ここでのエントリーは、それらを意識して、早逃げ体制で参戦することが望ましいです。こういった環境分析が前提条件として必要だから4時間足ワイドレンジ内のトレードは難易度が高いんですね。
それを踏まえて、質問に答えると、「[1]利確について、次の抵抗までいかないと判断する基準は何なのでしょうか?」という回答ですが、上記で説明した内容です。
次に「[2]1分足や5分足では、ダウを考えないのでしょうか?」という質問ですが、基本的に殆ど考えてません。それよりも、15分足以上のダウを考えます。なぜなら、15分足以上のダウがしかっかり見えていれば、トレードには差支えないからです。
例えば、4時間足のダウを理解していれば、「現時点」で下図のように自ずとエントリーポイントは分かります。(水色枠部分)
そして、そこにレートが来た時、トレード執行時間足である15分足のダウを見れば、それ以上、下位足で分析しなくても、十分トレード可能になります。
これが、基本的に殆ど1分足や5分足ではダウを考えない理由です。
以上ですが、この記事がお役に立ちましたでしょうか?
それでは素敵な週末を!
★水平線のみのトレードがどんなものなのかを見たい方は画面右上の登録フォームのロゴをクリックしてください。登録後、直ぐに見ることができます。
もし宜しければ下ボタンを押して頂けると嬉しいです↓