こんにちは。

本日は、ほぼ同時に行われる[米)新規失業保険申請件数]と[欧)ECB政策金利＆声明発表]及び[欧)ドラギECB総裁の記者会見]での金融市場の反応に注意したいですね。

さて、先日、メールを見ていたら、チャネル波についてまだ理解していない内容があったので、ここで説明致します。

波とは、トレンドが出ている場合は、一般的に、下図のようにダウ波とチャネル波（変形ダウ波）の２種類があります。

ダウ波とはある程度綺麗にレジサポ転換していくお馴染みの波で、チャネル波とは、一定の幅をダラダラと上下に動きながら下降（or 上昇）する波の事です。

トレーダーにとって難しい波は、後者のチャネル波です。

なぜ難しいかというと、方向性はあっていたとしても、ダウ波のような損切り幅を設けると損切られる可能性があるからです。

例えば、ダウ波の損切りポイントはここになり、チャネル波の損切りポイントはここになります。

見てわかる通り、一般的にチャネル波の方が損切り幅が大きいです。

よって、ダウ波のような損切り幅を設けてしまうと、方向性はあっているのに、負けてしまうということが発生してしまいます。

頂いたチャートでは、まさに、ここに捕まってしまいました。

これを防ぐためには、下図のように、チャネル上限に出来るだけ引き付けてエントリーすることです。同様に、チャネル下限にタッチしそうだったらエグジットすることです。

すると、方向性があっていたのに、負けてしまったという事はなくなると思います。

チャネル波が出ると、トレンド相場のはずなのに、なぜか何度も負けてしまうという事象が発生するので、そうならないために、上記を注意してトレードしてください。

チャネル波はホント、トレーダー泣かせの『癖のある波』です。。。＾＾；）

それでは、本日の指標です。（＊Zaiから引用）

・21時45分：欧)ECB政策金利＆声明発表
・22時30分：欧)ドラギECB総裁の記者会見
→内容次第も、今後の金融政策への思惑でユーロが大きく動くキッカケになりやすい

・22時30分：米)新規失業保険申請件数
→米国の株式市場が大きめ上下し、ドル円もユーロドルも大きめに上下したが、結局はレンジ内での推移となった
明日には米国の雇用統計の発表を控える
引き続き、米国の長期金利の動向と主要な株式市場の動向が重要となる
本日は特に、ほぼ同時に行われる[米)新規失業保険申請件数]と[欧)ECB政策金利＆声明発表]及び[欧)ドラギECB総裁の記者会見]での金融市場の反応を見極めたい

感謝＾＾

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