こんにちは。
マルチタイム分析をすると、特に初心者は、頭がこんがらがるという声をよく聞きます。
例えば、長期足と短期足のMAなどを入れていると、その間に挟まれた部分などが典型例です。
■日足
■4時間足
日足で見ると、下図のように、まだ上に行きそうに見えますが、4時間足だとどちらかと言うと下に行きそうです。
このような状態だと、直近、どちらに行くのか、よく分かりません。
では、なぜ、このような事象が発生するのでしょうか?
それは、日足の人たちと、4時間足の人たちの思惑が違うからです。
つまり、日足の人たちは、上昇ダウの継続点付近に髭確定したので、「まだ上に行くでしょう」、と考え、4時間足の人は、ダブルトップのネックラインを抜けたので、「下に行くでしょう」、と考えているからです。
このように、各時間足によって思惑が違うところを、神経質に考え込んでしまうと、頭がこんがらがってしまいます。
それよりも、各時間足の思惑が一致するところはどこなのか、を考える事が重要です。
なぜなら、一致したところが、方向が出るところだからです。
例えば、現在、上図、EUR/GBPは、日足の上昇ダウ継続点の髭が確定した流れのところで、4時間足が下に行こうと頑張っていますが、4時間足の頑張りが尽きるところがあります。
当然、「頑張りが尽きる」というところは、日足の髭が出ている付近での戦いがあり、「もうこれ以上、日足様には勝てない・・・(涙)」、というサインが出てきます。
それが出ると、4時間足の人たちの思惑が完全に覆され、日足の思惑に吸収されて、そちらの流れの方に大きく傾くことになります。
そのポイントこそが、まさに絶好のエントリーポイントになります!
答えは、皆さまのスキル(チャートリーディング力)に譲りますが、「もうこれ以上、下に行きそうにない!」というところを探すのが鍵です。
さて、それはどこなのでしょうか?
それでは、本日の指標です。(*Zaiから引用)
・20時00分:英)BOE政策金利&声明&資産購入枠発表
・20時00分:英)BOE議事録公表
→利下げ予想も多い。まずはその発表内容に注目。どちらの結果でも英ポンドが大きく動くキッカケに
・21時30分:加)新築住宅価格指数
→発表でのカナダドルへの影響はそれなり
・時間未定:米)JPモルガン・チェースの決算発表
・21時30分:米)新規失業保険申請件数
・21時30分:米)生産者物価指数&【コア】
→[米)JPモルガン・チェースの決算発表]での反応は限定的か
[米)新規失業保険申請件数]や[米)生産者物価指数&【コア】]での反応は大きなモノになりやすい
今週に入って加速しているリスクオンの流れが継続するかどうかが重要
NYダウは史上最高値を更新中
主要な株式市場&米国の長期金利&原油価格の動向や米国の金融政策への思惑と共に見極めたい
因みに、下位足でロックしなかったのに、深く押してから、再上昇してしまった、という所は、それに当たります。一つ上の上位足で振り返ってみると、「あれ、ダウの継続点で髭が出てちゃんとダウ通りに上に行っている」ところなどです。。。^^;)
感謝^^
PS:勝つ為には、先ずはラインを極めましょう!(インジはその後^^)
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