こんにちは。
昨日、皇居ランがあり、その後の懇親会で、生徒さん達に、安定的に勝ち続ける為には、「心の在り方」が最終的には一番重要になってくる、という話をしたので、今日は少しその説明をしたいと思います。
JTAなどで水平線理論を学ぶと、真面目に勉強さえしていれば、習得時間に差があるにせよ、よっぽどの事がない限り、テクニカル面は、相当深いところまで学べます。
なぜなら、冗談ではなく、テクニカル的には世界一深いレベルの話を実際にしているからです。
しかし、テクニカルをどんなに深く学んだとしても、それを現場でお金に換えられる人とそうでない人が出てきてしまいます。
という事は、テクニカル的に得たものは同じなので、最終的には、その人の「心の在り方」が勝敗を決定してしまうという事になります。
では、その「心の在り方」を勝ちトレーダーの人たちのようにするにはどうしたらいいでしょうか?
それは、勝ちトレーダーの心の中を自分なりに言語化してみる事です。
と言っても、言語化したい時に、目の前に勝ちトレーダーがいつもいる訳ではないのですよね?
そいういう時は、本からヒントを得て、勝ちトレーダーの心の在り方を言語化する事をオススメします。
トレードというものは、何に似ているのかというと、戦争です。(人によってはゲームと置き換えてもいいです)
ですので、戦争に勝つためには、勝つためのセオリーに則る必要があります。
基本的には、「物事を俯瞰し、戦略を立て、ここぞという時に攻め入る」。
これが基本セオリーです。
その基本セオリーを事細かに体系立てた本があれば、それこそ非常に参考になりますよね?
そういった本がないのかというと、実は、約2500年前から存在します。
それが、孫武が書いた兵法書『孫子』です。
約2500年前から廃れず読み継がれているという事は、戦争に勝つための人間の普遍の心理は今でも変わらないという事になります。。
例えば、『孫子』の中になる「始計篇:一」の「勝利の見通し」。
ここには、こう書かれています。
ソレイマダ 戦ワズシテ 廟算勝ツ者ハ、 算ヲ得ルコト多ケレバナリ。 イマダ 戦ワズシテ 廟算 タザル者ハ、 算ヲ得ルコト 少 ナケレバナリ。 算多キハ勝 チ、 算少ナキハ勝タズ。 而 ルヲイワンヤ 算 ナキニ 於 イテオヤ。 吾、 コレヲ以ッテコレヲ 観レバ、 勝負見ワル。
何て書いてあるのかというと、
開戦に先だつ作戦会議 で、勝利の見通しが立つのは、 勝利するための条件がととのっているからである。 逆 に、 見通しが立たないのは、 条件がととのっていないからである。 条件がとのっていれば勝ち、ととのっていなければ敗れる。 勝利す条件がまったくなかったら、まるで 問題にならない。 この観点に立つなら、 勝敗は戦わずして明らかとなる。
勝ちトレーダーっていつも、「勝利するための条件がととのって」から、トレードしていませんか?
逆に、「勝利するための条件がととのって」いなければ、トレードをしないと思いませんか?
トレードはある意味戦争と同じなので、『孫子』の内容そのものが、勝ちトレーダーの「心の在り方」なんです。
よって、「心の在り方」が安定した勝ちトレーダーになれるかどうかの分岐点である以上、「心の在り方」を、この際、徹底的に追求してみる価値は十分あると思います。
そして、心の太い軸を、この時期にバッシッと作りあげましょう!
それでは、素敵な1日を!
感謝!!
PS:トレードもビジネスも、人生設計も成功するための要素が『孫子』に凝縮されているので、興味がある方は読んでみてください^^
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