こんにちは。
先日、某所でセミナーがあり、そこで、EUR/JPYは先週金曜日の大きな買いの一発で、上昇反転するだろうと、テクニカル分析しました。
なぜ、この買いで出た大陽線でしばらくの間、上昇が決定されたのかというと、それは月足の環境にあります。
月足を見ると、ダウを築きながら上昇していますので、先週金曜日までの下位足での下降トレンドは、月足で見ると単に一時的な押しでしかないことが推測できます。
これは、BBなどを表示させて見ると、よりイメージし易いと思います。(下図)
水平線が+1σと重なっていますよね?
このような時は、水平線は統計的に有効性が高い抵抗になるので、そこの抵抗線付近で、下位足で大陽線が出ると、上昇反転のサインと見ていいことになります。
よって、月足で見ると、一時的な押しだと判断できるのです。
但し、この月足は素直に上に行くのかというと、そうではなくて、週足レベルの大きなレンジを経ながら上に行きます。
よって、この通貨ペアーを狙うデイトレーダーは、この週足レンジの中で、ローソク足を日足以下にドリルダウンして、『勝てる環境』を見つけながら、利を取って行くという事になります。
このように、各足のタイムフレームの波の質を分析して、本日、日足以下が、どのような環境になれば、勝てるトレードポイントが現れるかを見つけることこそが、デイトレーダーにとっての本当の環境分析になります!
それでは、本日の指標です。(*Zaiから引用)
・18時00分:独)ZEW景況感調査
→欧州勢が動き出すキッカケとして注視
・21時30分:加)小売売上高&【除自動車】
→発表でのカナダドルへの影響は非常に大きなものになりやすい
※本日は、『注目度の高い米国の経済指標の発表』はない
→週明けはドル売りの流れが優勢に
ここから、このドル売りの流れが継続するかどうかがキモ
引き続き、主要な株式市場&米国の長期金利&原油価格の動向と共に注視
今週末にジャクソンホール会議を控え、思惑が発生しやすい
トレードは「環境分析に始まり環境分析に終わる」ですね!
本日も良い一日を!
感謝^^
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