こんにちは。
TL(トレンドライン)の引き方でまだ理解が出来てない人がいるので、少し確認します。
水平線トレードは、基本、1時間足の流れに乗って、4時間足の変動範囲を狙っていくため、それ以下のタイムフレームである15分足で流れに乗る事はあまり意味がありません。
例えば、15分足で流れが出たとしても、1時間足で流れが出てないのなら、スキャルではないので、その流れは無視することになります。
つまり、流れの最小単位が1時間足という事です。
では、15分足にTLを引いて分析することはそもそも意味があるのでしょうか?
例えば、こんな感じです。
これは、実際に頂いたチャートに私が分かり易く作り直したものです。
このトレーダーは、15分足のTL(ミドルライン)を上抜けして、目線が変わったところで、15分足レジサポ転換(白ライン)して、エントリーしたようです。
しかし、思惑に反して、負けてしまいました。
この敗因は、1時間足の流れから分析していないからです。
もし流れの最小単位を1時間足にした場合は、当然、下図のように、1時間足にTL(ピンクライン)が引けて、1時間足レジサポ転換(オレンジライン)から黄色ラインのようなイメージで入っていくことになります。
すると、1時間足の堅牢な流れに乗れるので、15分足の流れに乗るよりも負けなくなります。
以上より、15分足での分析は『スキャルトレード』ではないので、そもそも意味がないことになります。
15分足は、水平線理論ではトレード執行時間足なので、あくまでも1時間足で分析が終わった後の、エントリータイミングを見るための足として使います。
この違いを理解できるかどうかで、トレードの安定感がぐっと変わってきます!
ですので、是非、この違いを理解してください。
それでは、本日の指標です。(*Zaiから引用)
・21時30分:加)新築住宅価格指数
→発表でのカナダドルへの影響はそれなり
・21時30分:米)新規失業保険申請件数
・21時30分:米)生産者物価指数&【コア】
・22時30分:米)イエレンFRB議長の議会証言【2日目・上院銀行委員会】
・24時30分:米)エバンス:シカゴ連銀総裁の発言
・26時00分:米)30年債入札
・26時00分:米)ブレイナードFRB理事の発言
→[米)イエレンFRB議長の議会証言【1日目】]を受けて、ユーロ売り・ドル売りの流れが優勢に
本日は[米)イエレンFRB議長の議会証言【2日目・上院銀行委員会】]が行われる
ここからは、直近で優勢となっているユーロ売り・ドル売りの流れが継続するかどうかがキモ
注目度の高い米国の経済指標の発表は、[米)新規失業保険申請件数]と[米)生産者物価指数&【コア】]がメイン
相場が動くキッカケに使われやすい
その他、FRB高官の発言、トランプ政権への疑惑(ロシアゲート問題など)、[米)30年債入札]にも注意したい
15分足で分析する人よりも、1時間足で分析する人の方が、当然、トレード周期が変わってくるので、1時間足の方がエントリーポイントが遅くなります。
これをじっくりと待てるか、がターニングポイントになります!
それでは、良い一日を!
PS:TLはあくまで『売り・買い』の領域を区別するだけのものなので、頭の中でそれが理解できていれば、別に引かなくても構いません。そもそもTLは水平線と比べて抵抗としては作用していないので、目線の切り替えレベルでしか使えません。。。
感謝^^
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