[LogicalFX通信]エントリーポイントやタイミングはどうでも良い?その真意は・・・

こんにちは。

 
 
 

昨日、質問メールを見ていたら、一点、皆様も悩まれているだろうと思われる内容があったので、シェアーしたいと思います。

 
 
 

質問内容は、簡潔にまとめると、「エントリータイミングやエントリーポイント」について、モヤモヤがあるというものです。

 
 
 

例えば、下図のような状況があったとします。
 
 
 

20160712_2
 
 
 

15分足でブレークを待ってから、ブレークラインに戻って来たので、レジサポ転換を確認してからエントリーしようとしました。
 
 
 

20160712_3
 
 
 

しかし、レジサポ展開せず、15分足20MA辺りで、髭が出て、そのまま下に行ってしまいました。

 
 
 

20160712_4

 
 
 

結局、エントリーに躊躇して、エントリーを逃してしまいました。

 
 
 

という、ケースです。

 
 
 

ご質問された方は、「この場合、ブレイクラインまで値が戻ってくる前にエントリしてしまって良いのでしょうか?それとも、ブレイクラインまで戻ってくるのを待った方が良いのでしょうか?」というモヤモヤが問題のようです。

 
 
 

結論から言うと、上位足の環境が下降トレンドなら、ブレーク後の戻しからのブレークラインタッチでエントリーしても良いし、髭が出てからエントリーでも良いです。

 
 
 

なぜなら、あなたが置いたロスカットポイントに引っ掛からなければ、思惑通り下に行くからです。

 
 
 

下図のようなところに置いていれば(黄色部分)、勝ちになります。

 
 
 

20160712_5

 
 
 

これは、上位足の環境が下降だからこそ、下位足も下に行かざる得ないからです。

 
 
 

一方、下図のように、上位足が下降だからと言っても、その時間帯の市場のゴール(紫色破線部分)に達していた場合、一時的に、大きな戻しがあって負ける場合もあります。
 
 
 

20160712_12

 
 
 

この場合、幾ら適切なところにロスカットポイントを置いたとしても、そこら付近でのエントリーは、売り突っ込みなので、負けることになります。

 
 
 

更に下図の場合は、上位足がレンジなので、何をやっても負けることになります。

 
 
 

20160712_11

 
 
 

以上から言えることは、上位足の環境をしっかり分析していれば、エントリータイミングやエントリーポイントなどは極論するとどうでもよく、後は、ロスカットポイントに引っ掛かるかどうかの確率論に収束します。

 

 

 

言い換えると、勝てる環境を見抜いて、どれだけロスカットポイントに引っ掛けないようにするかを競い合うゲームがFX(or 金融商品全般)ということになります。

 
 
 

だから、あなたがしなければいけない最も大切な作業は、エントリータイミングやエントリーポイントなどではなく、上位足の環境分析です!

 
 
 

ここで言う上位足の環境分析とは、テクニカル的に綺麗なチャートを探すという単純な話しではなく、その時間帯(市場)の変動範囲がどこからどこまで、とか、その通貨ペアーに市場参加者がそもそも相対的に多いのか、などを相対的に分析することです。

 
 
 

もしあなたが、エントリータイミングやエントリーポイントなどに執着するようであれば、今すぐ捨ててください!

 
 
 

時間の無駄です。

 
 
 

木は捨て、森を見てください。

 
 
 

そして、一トレードに一喜一憂するのではなく、トータルの利益に集中してください。

 
 
 

上位足の環境分析さえ適切に出来るようになると、必ず、洗練されたトレードができ、確率的に安定して獲れるようになります!

 
 
 

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それでは、本日の指標です。(*Zaiから引用)

 
 
 


 
 
 

・18時00分:英)カーニーBOE総裁の発言
→発言で金融政策やEU離脱に関しての言及があれば、英ポンドが動くキッカケになりやすい
 
 
 

・22時15分:米)タルーロFRB理事の発言
・22時35分:米)ブラード:セントルイス連銀総裁の発言
・26時00分:米)10年債入札
本日は、『注目度の高い米国の経済指標』の発表はない
注目度の高い米国の経済指標の発表はない
週明けに為替相場の流れが一変している
[米)雇用統計]発表後に発生したリスクオンの流れが継続するかどうかが重要
主要な株式市場米国の長期金利原油価格の動向米国の金融政策への思惑と共に見極めたい

 
 
 


 
 
 

因みに、矛盾するようですが、上位足で環境分析が当たり前に出来るようになると、ロスカットポイントを出来るだけ狭めたいという欲求がでるので、エントリーポイントやタイミングはどうでもよくはなくなります。

 
 
 

つまり、トレード初心者(又は、成績が出てない人)は環境分析の精度を上げることに集中するのが課題で、上級者は、トレード執行時間足のエントリーポイントやタイミングの精度を上げることに集中するのが課題ということになります。

 
 
 

言い換えると、森を見れない人は、森を見ることに集中して、森を見ることが出来る人は、木を見ることに集中する事が大切です。

 
 
 

決して逆にならないように!

 
 
 

感謝^^

 
 
 

PS:勝つ為には、先ずはラインを極めましょう!(インジはその後^^)

 
 
 


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コメント一覧
  • こんにちは!ブログや動画を見ながら参考にしていたところ、昨日EURAUDの売りでとれました。ありがとうございます。


    2016年7月13日 9:33 AM | 松崎

    • 嬉しいコメントありがとうございます!

      感謝です^^

      よろしくお願い致します。


      2016年7月13日 12:11 PM | fund-c

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