こんにちは。
前回の記事で、「手法は何でも良い」、と説明しましたが、これは手法を何度も変える人には是非知ってもらいたい事実です。
勝ち続けるために大切なのは、手法ではなく、環境を読む力です。
例えば、あなたの手法が、5分足ボリンジャーバンド3σにタッチしたときに、逆張りエントリーする手法だとします。
ボリンジャーバンドは統計学的に作られたインジケータなので、数学的には、上記の手法には優位性はあります。ですので、手法的には問題ないと思います。
ただし、問題なのは、その手法が「どの環境で有効なのか?」を理解してから使うことです。
「週足と日足が○○になっており、4時間足が××になっているから、この手法は使えるんだよ」と、直ぐに言えるぐらいでないと厳しいと思います。
また、なぜ「週足と日足が○○になっており、4時間足が××になっているから、この手法は使えるのか?」という根拠も言える必要があります。
言い換えると、環境分析の根拠です。
環境分析するには、その前提になる上位概念が必要になります。
その上位概念が正しくないと、それ以下は全て正しくなくなってしまうからです。
私の場合は、その上位概念がダウ理論なので、それをもとに環境分析を行っています。
別に、ダウ理論でなくても構いません。サイクル理論でも、エリオット理論でも、ギャン理論でも何でも良いです。もしくは、あなたが独自に作った世に出てない理論でも良いです。
大切なのは、しかっかりした理論をもとに環境分析ができ、その環境の中で、あなたの手法が作用する場所を理解していることです。
ですので、手法で悩んでいる方は、手法ではなく、環境分析に意識を向けることに重点を置いて見てください。
それでは、本日も素晴らしい一日を。
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